「対人能力」をつかさどる香り
グレープフルーツやペパーミントのような、「周りに対して積極的な働きかけを行う特性の香り」と、
クラリセージやゼラニウムのような、「バランス感覚に優れた特性の香り」とを、併せ持つような方々は、社会的ネットワークへの働きかけがとても上手な方が多い傾向で、ネットワークを広げ続けていくことができるようです。

ハーバード大学の心理学者 Howard Gardner氏が1983に提唱した「マルチプル・インテリジェンス(*)」の考え方の中で、人の8つの能力のうち、特に「対人能力」は、ペーパーテストでは測りづらい能力ながら、社会に出て生きていく上で最も影響の強い能力と言われています。
*Theory of multiple intelligences
なぜなら、
ひとは自分のつながる社会的なネットワークから、その限度で、さまざまな情報を得ていて、無意識レベルで行動に影響を受け、そのネットワークの人たちとの協業が、自らの成功や能力につながっているからです。
そして、
人と人とのつながりは、「返報性の法則(*)」で成り立っています。
知識やモノ、自分のネットワークを融通し合うなど、
この世の中は、利他的に振る舞うほど、得になるようにできています。
グレープフルーツやペパーミントのような香りを自分の香りとして持つ方々は、このGiveを呼吸をするように自然とできて、自分の喜びにできる人たちです。
また、Give & Take、そのバランスが崩れるといい関係になりませんが、
クラリセージやゼラニウムのような、バランシング系の香りを持つ方々は、周りの変化や態度に敏感なので、このバランスを取るのもうまいのです。
社会的ネットワークの中で、単なる「受益者、フリーライダー」になっているうちは、
「返報性の法則」が働かないので、いずれどこかの時点で、はじかれるか、肩身の狭い、プレゼンスの薄い存在になる可能性が高くなります。
「どうやったら、自分の知り合いや、この社会に自分が貢献できるのか」考えて行動することは、回り回って、自分に戻ってきます。
女性の社会での成功のしかたは、男性のそれとは少し違っていて、特に、つるむ(協業する)ことで成功している人が多いと思います。
お互いの成功のために、Win-Winでやれる、まさに「対人能力」が鍵。
私は、私自身のつながりを、私にできる助けは積極的にしたいと思うし、私にない能力は生かしたい、一緒に協業できることはやっていきたいと常々、考えています😊✨何より楽しいしね!
ニューヨークのセミナーでの、ワーク分析の中でグレープフルーツとペパーミントの香りがご自身の香りに入ってきた参加者のかたがいらしたのですが、「もともとペパーミントの香りが好きで、いつも車の中で使っていた」とのことで、「だから好きだったのね」と新鮮な驚きが。やはり、とても社交的で、ネットワークのハブになり、積極的に広げられている素敵なかたです♥
今日からペパーミントかグレープフルーツの香りをふりふり、ですね!