植物オイルや精油を通じて感じる日本の食のあぶなさ(2/2)
少し前の投稿、「植物オイルや精油を通じて感じる日本の食のあぶなさ(1/2)」
のつづきです。
私がオイルの商品開拓、メーカーさんの視察を通じて、感じていること、
以下の2つのうち①について、気づかない間に危機感が高まっていることを、お話をさせていただきました。
日本市場で、
①日本が遺伝子組換え作物(GM)の世界一の巨大市場(実験場)になっている
②オーガニックがまだまだ未発達で、化学物質の使用場面が多い
今回は、つづきの②ですが、
実は、先日のオリーブオイルについての記事のところで、
だいぶ関連する内容を書いてしまいました💦
私が香りの活用に最高を尽くすために、最高の素材を求めている中で、重要なパーツであるキャリアオイルの有機栽培のものが日本ではなかなか選択肢が少ないこと、一般的な製法で作られているオイルでは、脱臭・脱色の添加物が大量に投入されていること。。。
日本のスーパーの野菜コーナーの有機野菜の選択肢はとても少ないですよね。
ネットで有機野菜の専門業者から通販宅配で買うのですが、それでも選択肢が少なくて。
アメリカにお住まいのかたでしたら、日本にたまに帰国されると思われるかと思います。New Yorkマンハッタン内には、オーガニックの専門店がたくさんあります。
お肉に関しても、添加物を与えられて育てられたか否か、ケージフリーなのか、うんぬん、選べますし。
そう、お肉やハムなどの加工食品。
色鮮やかに着色されていて、添加物が入っていないものを探すのが大変💦

NPO法人 民間稲作研究所で伺った話、
日本の有機農業は危機的な状況にあると。
国内で格付けされる有機農産物が増えない(10%未満)背景には、
厳しい表示規制だけで何の支援策もない、などの実情があるようです。
そうした中で、脱サラなどで、若い方々がこれまでのやり方に囚われず、有機農法にチャレンジしようとされている姿、明日への希望です。
安全で、植物の生命力が詰まったオーガニックを、できるだけ選んでいきたいと思います。
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関連リンク:
My Oilプロジェクト♥レポ〜菜種油しぼり 種から、オーガニックオイルづくり始めました!