香りの街・グラースの記憶


先日の癒しフェアで本のアウトレットコーナーで見つけたこの本。今日のカフェで、ひととき読みふけりました。
グラースで採れるそれぞれの花々の香りにまつわり、懐かしく思い出される人々のことが描かれていました。お花や木の香りって、やっぱり人と結びつくのですね。

冒頭とこれらの写真は、昔、10数年前に、私が南仏のニースやモナコ、カンヌのコートダジュール地方を抜けて、グラースに至った時のものです。

「世界の香水の中心」と言われるグラースは、ジャスミンやチュベローズ、四季折々に美しい花が咲き、香料を提供していますが、なんといってもアブソリュートのローズ精油。いまでこそ、ブルガリアやトルコがローズ精油のメッカになっていますが、いまでも有名どころの香水はこちらグラースの香料を原料として伝統的に守っているとか。

訪れるとほんとうに、街全体から香りがただよってくるようですよ✨

皇太子さまと雅子さまもご訪問された、老舗香料メーカーのFragonardに立ち寄って、工場見学をしていました。


なんだか時が経っても、同じことをしている私、、

はるばるフランスの奥地まで、昔からほんとうに香りが好きなんだなぁと笑えます^^

最近私は、日本のどこかも香りの街にできないかと考えることがあります。四国で訪問した柚子の街、高知県の馬路村には頑張ってもらいたいですね。
(たまに、韓国などから柚子の精油は私のところから買えるかなどのお問い合わせをいただきます。柚子の香りの魅力、広まっています💖)
グラース。もう一度、違う目線で見てきたいですね✨