名月香


満月の昨日にぴったりの、名月香組香の会に参加して参りました。

組香は、4、5種類の香木をそれぞれ炊いた門香炉を参加者に順番に回し、それぞれの順番に香名を当てる、もしくは、源氏香のように、どの香炉とどの香炉が同じ香りの組み合わせなのかと、香木の香りの組み合わせを当てるゲーム。


香木というのは、同じ木から取られたチップだとしても、採取部位によってもだいぶ香りが違ってきますから、同じ香木の種類の特徴を「ある程度ファジーにカテゴライズする」能力が問われます。

微妙すぎる香りの差異を感じ取ってしまうと逆にあたらない💦

だから、西洋の調香師をしているような方々が、微妙な香りの違いを感じすぎて当てられないということは多いそうです。

会では「和の香り」について歴史を学ぶ機会も。

和の香りは奈良時代に香木が唐の国から伝わった時にさかのぼります。

平安時代には、貴族達が各々の知性や教養を香りで表現するためにお香の材料を独自に調合して、着物に焚きしめました。

貴人達が動くたびにゆらめく香り、どんなに雅だったことでしょう✨

鎌倉時代になると、武士も出陣に際して、鎧・兜に香りを焚きしめたといいます。

身体を清めて精神統一するというのもあったようですが、万が一討ち取られた時にも、その香りで自らの品位を伝えるという、武士の美意識の表れだったといいます。

伊達政宗も、京都で香りの会を開くなど、お香が大好きだったといいます。

勇猛、猛々しい昔の男性たちが、香りを繊細に感じ取って愛する。

なんて素敵なんでしょうね♥

香りで自らの品位、内面の美しさを伝える。

香りとともに繊細な変化を感じ取る。

こうした古の日本人の美意識に満ちた香りの使い方、考え方を、お香という分野にとどまらず、Blooming Aromaは広めていきたいと思います。

#BloomingAroma #aromatherapy #Kōdō

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